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【日】河合洋尚:《景観人類学の課題:中国広州における都市環境の表象と再生》

【日】河合洋尚:《景観人類学の課題:中国広州における都市環境の表象と再生》

作者: 河合洋尚
出版社: 風響社
副标题: 中国広州における都市環境の表象と再生
出版年: 2013-4
页数: 392
装帧: 平装
ISBN: 9784894891548



内容简介  · · · · · ·
地域住民の記憶、価値観、社会関係から紡ぎ出された「場所」と、官や産学、メディアが創り出す「空間」。交錯するベクトルを新たな視角で解きほぐす。注目の論考。 

作者简介  · · · · · ·
河合洋尚
1977年、神奈川県生まれ。
2009年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。
現在、国立民族学博物館研究戦略センター機関研究員。博士(社会人類学)。
主な業績:『相律する景観――中国広州市の都市景観再生をめぐる人類学的研究』(東京都立大学・博士論文、2009年)、「都市景観の再生計画と住民の選択的参与――広州市の下町の事例から」(小長谷有紀・川口幸大・長沼さやか編『中国における社会主義的近代化――宗教・消費・エスニシティ』勉誠出版、2010年)、Creating Multiculturalism among the Han Chinese: Production of Cultural Landscape in Urban Guangzhou, Asia Pacific World 3-1,Berghahn, 2012他。

目录  · · · · · ·
序文
第Ⅰ部 景観人類学の理論と研究史
第一章 景観人類学の動向と射程
 一 景観人類学の基本的視座
 二 景観人類学の研究史の概要
 三 景観人類学の射程と課題の提示

第Ⅱ部 〈空間〉政策と文化表象による景観の生産様式
第二章 広州の下町における西関〈空間〉の生産
 はじめに
 一 広州と西関の地理的・歴史的概況
 二 広州の国際都市建設計画と西関の位置づけ
 おわりに
第三章 西関文化を書く、西関文化を読む
 はじめに
 一 嶺南漢族をめぐる歴史的記述
 二 一九八〇年代以降における嶺南文化の民族誌的記述
 三 嶺南文化と西関文化の位置関係について
 おわりに
第四章 西関文化の視覚化から景観の生産へ
 はじめに
 一 西関文化とそのシンボルの生成
 二 シンボルの〈空間化〉と景観の生産
 おわりに
 
第Ⅲ部 地域住民による〈場所〉と景観の構築過程
第五章 西関社区の地域構造
 はじめに
 一 西関社区における二つの〈場所〉
 二 西関社区におけるアイデンティティ集団と〈場〉の形成
 おわりに
第六章 西関屋敷と麻石道をめぐるシンボルの生成と選択
 はじめに
 一 西関屋敷と麻石道をめぐるシンボルの流布
 二 多様な〈場〉によるシンボルの選択性
 おわりに
第七章 詩的景観のつくられ方と読まれ方
 はじめに
 一 西関風情園の建設─シンボルの散布による特色ある景観の生産
 二 地域住民による西関風情園の読まれ方─真偽意識の謎をめぐって
 おわりに
第八章 廟会景観の生産・構築・相律
 はじめに
 一 廟会景観の表象と再生─北帝誕生祭をめぐるポリティクス
 二 地域住民による廟会景観の「歩き方」─〈場所〉の記憶と再生
 おわりに
第九章 創出される巷景観
 はじめに
 一 物理的環境から景観へ─巷をめぐる表象とまなざしの創出
 二 〈場所〉の記憶と巷景観の再構築─福祉士と地域住民の視点
 おわりに
 
第Ⅳ部 景観人類学の課題
第十章 結論─景観人類学における第三のアプローチ
 一 〈空間〉律と〈場所〉律
 二 相律へのアプローチ─構造色の景観をめぐって
 三 今後の課題─応用研究への可能性
 
 あとがき
 参考文献
 索引
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